バンコク記(15)
カムティエン夫人の家(後)
二階に上がると、台所、寝室。
左が本館の二階、右が別館に通じる通路。
手織りの織物、木彫りの彫物、伝統的な楽器、等が並ぶ。
この屋根は何葺きなのだろうか。
建物全体はチーク材と聞いているが、
この屋根の板の様な材料は何だろうか。
別館には山岳民族の遺物や生活用品。
仏像が部屋の中心に据わっている。
山岳民族も仏教信奉なのだろうか。
邸内に静かなコーヒーショップがある。
また足を運びたくなる雰囲気だ。
高床住宅の一階部分を古いタイの雰囲気を保ちながらも近代的な装い、
学生風の女の子がレポートらしきものの作成に余念が無い。
近くに住んでる人にとっての貴重な安らぎの場と成ってるに違いない。
バンコクと言えば喧騒、そんな喧騒の一寸した一角にこんな店がある。
「誰にも内緒の憩いの場」
そんな感じだ。
完