バンコク記(14)
カムティエン夫人の家(前)
160年ほど前に建てられ、
王族の系列のカムティエン夫人が実際に生活していた家と言う。
カムティエン夫人に関してはどのような人か判らない
元々チェンマイに有ったものを3,40年前に当地に移築されたらしい。
その後も更に整備され、今日に至る。
当時の素朴な北タイの生活様式が丁寧に再現され,
北タイに住む少数民族の生活用具なども展示されている、
静かな博物館でもある。
高床式の建物自体に伝統的なタイの生活がうかがえる。
床下には狩猟器具、農機具など。
昔ながらの機織機も。
以前、中国の雲南、タイ族の多く住むシーサンパンナで、
似たような織物を収集した記憶がある。
同じタイ族の伝統なのだろう。
つづく